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「青春!利きジャケ部  第七回」
私立ヴィンヴィン学園利きジャケ部。
歴史と伝統を誇るが、近年は部員の減少により廃部の危機に瀕している。
この事態に部長である女子生徒は日々、表情とメガネを曇らせていた……。





利きジャケを愛し利きジャケに青春をかけている。
部活を通して世の中に広めていきたい!
そのためにももっと利きジャケを盛り上げなければ!
なおこの部ではアルバム名を「銘柄」、
アーティスト名を「蔵元」と表記している。


★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

第七回 幸運を呼ぶ利きジャケ部


今回のお題

銘柄「H2O」
蔵元「ダリル・ホール&ジョン・オーツ」


問、「この二人が真剣に話し合っていることとは?」




利きジャケ部部長(以下、部長) 「こ・ん・に・ち・は…………」

利きジャケ部副部長(以下、副部長) 「部長、いきなり森進一のマネですか。まだ若いのにオッサンみたい」

部長 「違うわよ。先週ひいた風邪がまだ治らないの」

副部長 「僕が毎日抱いてあげたのに?」

犬 「ワオーン」

部長 「そんな覚えはないわよ! ていうかあんた、いつもそんなバカなこと考えてるの?」

副部長 「こんなこと言うの部長の前でだけですよ」

部長 「どういう意味よ」

副部長 「それだけ部長はからかい甲斐があるんです」

犬 「ワオーン」

部長 「バカにしないでよ! もういいから全国の利きジャケ部員から届いた利きを紹介しなさい!」

副部長 「おっと、昭和の名曲じゃないですか。それはそうと、まずはネイキッド山崎さんの作品です」

犬 「ワオーン!」


ネイキッド山崎の作品


問、「この二人が真剣に話し合っていることとは?」

答、(千代大海の最高の名勝負は?)


部長 「千代大海はもういいわよ。先週それで終わったじゃない」

副部長 「ベタですが、若乃花を破って初優勝を決めた一番でしょうか」

部長 「あんたもノらなくていいわよ!」

犬 「ワオーン」

副部長 「続いてBIG松村さんの作品です」


BIG松村の作品


問、「この二人が真剣に話し合っていることとは?」

答、(「『ノーパンビビンバ』の将来性」)


部長 「あるか、そんなもん」

副部長 「将来性がですか? それとも『ノーパンビビンバ』そのものですか?」

部長 「どっちもじゃ。次いって、次!」

副部長 「ノーパンビビンバの常連客は『パンビーナ』と呼びましょうか」

部長 「話膨らますんじゃないわよ! しかも果てしなくくだらない! 次いけって言ってるでしょ!」

副部長 「ちゃるぞうさんの作品です」


ちゃるぞうの作品


問、「この二人が真剣に話し合っていることとは?」

答、(酢豚にパイナップルをいれるかどうか)


部長 「パイナップルあってこその酢豚だと思うわよ」

副部長 「メス豚が言うと説得力がありますね」

部長 「今、なんて言った?」

副部長 「間違えました、ブタ野郎は僕です。続いてはしろうさぎさんの作品」


しろうさぎの作品


問、「この二人が真剣に話し合っていることとは?」

答、(どうしたら酢豚のパイナップルの美味しさを分かってもらえるか)


部長 「なんだ、結局パイナップル入れるのね」

副部長 「で、どうしたら美味しさをわかってもらえるんですか?」

部長 「『パイナップルの宝石箱や~』って叫べばいいのよ!」

副部長 「…………」

部長 「なんで黙るのよ!」

犬 「ワオーン」

副部長 「続いてネイキッド山崎さんの作品です」


ネイキッド山崎の作品


問、「この二人が真剣に話し合っていることとは?」

答、(元・千代大海の今後の活動について)


部長 「千代大海はもういいって言ってるでしょ!」

副部長 「だって、ひとつのメールに20個ぐらい千代大海ネタが書いてあるんですよ」

部長 「この子が千代大海好きなのはわかったから! あんたももう千代大海ネタには厳しくいきなさい!」

副部長 「これはこれは。部長から物言いがついてしまいましたね」

部長 「うるせー! 念のため言っとくけど、魁皇をネタにしても同じだからね!」

犬 「ワオーン」

副部長 「ちなみに僕が今好きなのは琴将菊です。続いてBIG松村さんの作品」


BIG松村の作品


問、「この二人が真剣に話し合っていることとは?」

答、(『ドリアン”何”川』だったっけ…?)


部長 「ドリアン……ナイル川じゃなかった?」

副部長 「ドリアン香川? それだと野球選手みたいですね」

部長 「ドリアン喜多川だとどこかの社長みたいだしね」

副部長 「ドリアン一級河川じゃないですか?」

部長 「じゃあ、それでいいわよ」

副部長 「よくはないと思いますが。黒崎友一さんの作品です」


黒崎友一の作品


問、「この二人が真剣に話し合っていることとは?」

答、(「あの娘を解き放て! あの娘は人間だぞ!」しかし、その娘がブサイクだったら…!?)


部長 「助けろや」

副部長 「ちなみに部長は地味なお顔ですがブサイクではありません」

部長 「おい。鼻折るわよ。その、無駄に高い鼻を」

副部長 「残念ながら僕の鼻は折れても2秒で再生します」

部長 「あんた、自分をどういうキャラにしたいのよ」

犬 「ワオーン」


副部長 「いつも最後にTシャツプレゼントの告知をしてますが、まだ出してませんよね。そろそろいいんじゃないですか?」

部長 「う~ん、確かに今回はレベル高かったしね。だけどどの子にあげようかしら……」

副部長 「個人的には最後の『娘がブサイクだったら…!?』が好きなんですが」

部長 「『ブサイク』にTシャツあげるの?」

副部長 「部長、その言い方は誤解を招きますよ。部長はどの利きがイチ押しですか?」

部長 「話が盛り上がったし、『ドリアン何川』かしらねぇ。あっ、思い出した。助川だ」

副部長 「では『正義の巨人』BIG松村さんにはTシャツをお送りします。メールで住所を教えてください」

犬 「ワオーン」


部長 「次回も同じお題でいくわよ。『二人が真剣に話していることとは?』で、なるべく1月31日(日)一杯までに送ってね。投稿の宛先はtoukou@vinvin.jpよ。メールにはお名前も忘れずに書いてね」

副部長 「Tシャツを次に獲得するのは誰なんでしょうか」

部長 「ポイントレースでもやれば、その優勝者に送る、とかできるんでしょうけど……」

副部長 「そこまでメールが来てないんですよね」

部長 「う、うるさい! ところで、さっきから部室にいる犬は何なのよ」

犬 「ワオーン」

副部長 「あぁ、こいつですか。うちの愛犬『ポンチ』です。うっかり迷い込んだみたいですね」

ポンチ 「ワオーン」

部長 「どんなうっかりよ。まったく……」

象 「パオーン!」

部長 「ちょっと、なんで象までいるのよ!?」

副部長 「あぁ、これは僕のケータイの着メロです」

部長 「どんな着メロよ!」

副部長 「あ、もしもし。ホワイトハウスですか?」

部長 「どこと通信してんのよ!」


部長 「部の発展に特に貢献する利きを送ってくれたら、このTシャツをプレゼントするわ。採用者全員にあげるわけじゃないから注意してね」




部長 「それではまた来週。早く風邪が治りますように……ごほっ」
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